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■■■ 2022年度 東京建築士会 港会活動計画 ■■■■■■

東京建築士会 港支部総会用資料2022.05.16

■ 港支部活動計画 

 

1. 2021年度の港支部の活動の総括と確認 

1-1.緑と水の効用 を検証するまち歩きの継続 

①2020年度に引き続き、高輪の斜面地緑地が連続するエリアのまち歩きを新型コロナ感染症に伴う行動制限に注意しつつ実行した。 

・2021年11月27日(土曜日) 高輪・御殿山 まちあるき実施。 

1-2.緑と水の効用の活動の今後の展開方針: 緑と水の効用を実態に合わせて確認し検討の展開方針を定める必要性がある。 

① 鎌田氏作成の資料「港区の緑の効用について港会の活動テーマ」を基に議論し。港会として取り組む主要な事項を定めた。 

② 新型コロナ感染症に伴う行動制限に注意しつつ、ZOOM会議5回実行 対面会議2回実行。 

③ ・上記に関連して2021年11月8日(月曜日)に「港区 環境リサイクル支援部 環境課緑化推進担当係長 和田光訓氏」に出前講座を要請し開催した。 

・特記すべき事項として当日はJIA(建築家協会)より3名参加,白金台2・3丁目まちづくり協議会より1名の参加があった。 

④ 上記諸事項に関しては継続検討の必要性がある。 

1-3.防災避難計画(避難経路の確保)に関して東禅寺住職に話を持ち掛け、少人数で話し合いの場を確保する試みを行う。 

・前年度新型コロナ感染症拡大の為、ヒアリングを行う事が困難となり実現できていないため。 

2. 2022年度 港支部の活動計画の提示 

2-1.今後の「まちあるき等」の活動実績を踏まえ港支部としての計画提案を策定し、港区の担当部署等に働きかけを行い、港区のまちづくり計画上の施策としての実現化を図る活動を行う。 

2-2.高輪の崖線周辺地域を対象とした「緑と水と歴史的文化資産」を活用した新たな時代に対応した「これからの地域づくりの具体的なモデル」を作成する。 

2-3.東京都や港区サイドの情報を踏まえ勉強する必要がある。 

まちづくりマスタープラン・緑と水の総合計画・港区みどりの実態調査・港区各種ハザードマップ 等 

2-4.高輪の崖線周辺地域の文化的資産の洗い出し 

緑と水(環境形成資源)や文化的資産の歴史性を認識し、港区の地域・地区特性を活かしたこれからの「まちづくり」の在り方を訴えかける。(環境育成型 まちづくりの考え方を提示) 

2-5.今年度の具体的行動計画 

高輪の崖線周辺地域を区分し、エリアごとに詳細資料を収集し、現地をまち歩きし、実態を把握する為に現地写真を撮影、基礎的資料を作成する。 

① エリアごとに存在する下記の環境資源の特定と調査 

・現地悉皆調査を行う(写真撮影が必須) 

〇公園(区立公園 等) 

〇児童遊園 

〇緑地(宅地内大規模緑地も注目する 例えば旧高松宮邸) 

〇斜面緑地(高輪地域に特徴的に現存する斜面緑地に注目) 

〇神社・仏閣・宗教施設(高輪地域に歴史的に多数立地し敷地内に多くの緑を 担保している) 

〇現存する文化財 

〇教育施設 

〇福祉系施設 

〇大規模宿泊施設内の緑地空間(例えば 高輪プリンスホテル、新高輪プリンスホテル等) 

〇各国大使館 等 

〇民間施設(博物館・美術館・研修施設 等) 

〇開発に伴う公開空地(開発プロジェクト計画に基づく予定地も含む) 

〇港区の特徴である微地形(高低差のある地形)と坂の存在を景観・環境資源として注目(多くの坂は江戸時代から存在し由来がある) 

〇その他の歴史的資源 

3.上記検討の進め方 

・毎月一回の港支部の定例会で議論しながら検討を進める(新型コロナ感染症の感染状況に留意しながら、出来れば対面方式で議論を進める)